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体の多くの関節に炎症が起こり、関節が腫れて痛む病気です。長期間にわたって進行すると関節の変形と機能障害が起こります。30歳以上の人口の1%にあたる人がこの病気にかかっており、女性に多く見られます。病因としては依然として不明な点が多く、女性ホルモンとの関係も指摘されています。最も良く使われる診断基準としてアメリカリウマチ学会が作成した診断基準が用いられています。
  1. 1時間以上続く朝のこわばり
  2. 3カ所以上の関節の腫れ
  3. 手の関節の腫れ
  4. 対称性の関節の腫れ
  5. 手のX線写真の異常所見
  6. 皮下結節
  7. 血液検査でリウマチ反応が陽性
このうち4項目以上を満たせば関節リウマチと判断します。ただし、1)〜4)までは6週間以上持続することが必要です。
治療は主として薬物療法、理学療法、手術療法がありますが、現在原因不明な点が多いため、根治療法はありません。ただし、薬物療法によって関節の痛みやリウマチの活動性、関節の炎症は抑えることが可能です。また、理学療法によって関節の変形を予防し、動かせる範囲を保つことが可能です。手術療法では、破壊された関節の働きを再建することに主眼を置いています。

薬物療法で用いる薬剤として従来あった非ステロイド性抗炎症薬、ステロイド性抗炎症薬、抗リウマチ薬以外に最近免疫抑制剤を用いた治療法が脚光を浴びています。間質性肺炎、骨髄抑制等の副作用は報告されていますが、最近、欧米で発表された論文ではその副作用の可能性があっても全体的に見れば免疫抑制剤を用いた患者の方が寿命が長くなったという報告があります。また、早期の段階で用いた方がその後の日常生活に支障が少ないとも報告されています。

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